宗教&インテリジェンス(旧harmonyのブログ)

世界−人類−日本、皆が幸福になる知を探究します。

2020年5月のブログ記事

  • 〈編Ⅴ〉『鉄のつえの王国』・ダイジェスト (5)

    今回は、『鉄のつえの王国』・ダイジェストの最終回になります。今回のテーマである多文化主義とは、ある国に移民してきた人々や、少数民族の、それぞれの文化や言語を尊重し、彼らが、その国に代々居住してきた多数の人々と「異質な文化をもつ人々」として生きることを推進する思想です。 日本では、アイヌ人、在日中国... 続きをみる

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  • 〈編Ⅳ〉『鉄のつえの王国』・ダイジェスト (4)

    この〈編Ⅳ〉においては、アメリカ社会における市民の銃器所有問題について扱います。特に、具体的な銃による防御的使用の実例を挙げ、銃所有がアメリカの犯罪防止に役立っていることを明らかにしています。ここでは「銃の隠匿携帯の許可」という用語が登場しますが、これは銃を所有するだけではなく、銃を隠し持って外出... 続きをみる

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  • 〈編Ⅲ〉『鉄のつえの王国』・ダイジェスト (3)

    この〈編Ⅲ〉は『鉄のつえの王国』の核心部分になるでしょう。アメリカ国民は、憲法で認められた権利として、全世界の銃の半分に及ぶ、2億5千万丁もの銃を所有しています。国民が銃をどの様な心と理念で管理し扱うか、それによってアメリカ社会の平和と安全が左右させると言っても過言ではありません。〈編Ⅲ〉では、人... 続きをみる

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  • 〈編Ⅱ〉『鉄のつえの王国』・ダイジェスト〈2〉

    〈編Ⅱ〉に入る前に、アメリカの思想について述べた方がいいと思います。アメリカは、移民によってつくられた国で、様々な人種、宗教の人々が混在していました。そんな複雑なアメリカを一つに結びつけた精神はキリスト教です。それは、今日でも大統領が就任するとき、聖書に手を置いて神に誓う行為が雄弁に物語っています... 続きをみる

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  • 『鉄のつえの王国』・ダイジェスト〈1〉

    “ROD OF IRON KINGDOM”  Hyung Jin Sean Moon 2018 先にとり上げた、文亨進師の著作『鉄のつえの王国』の内容を数回にわたり要約して紹介します。これは銃の所持が認められているアメリカで書かれた本であり、銃に対する認識において日本とは異なります。また、歴史、宗... 続きをみる

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